操作方法

動作環境
将棋の始め方
名前の入力
名前変更
棋力の選択
マルチチャット
グループ化機能
ワード機能
チャットだけモード
許可/拒否機能
リストのソート (整列)
対局の申し込み
対局の申し込みへの回答
音を出す
手番について
対局中のチャット
サーバに接続する/サーバとの接続を断つ
棋譜を見る
棋譜を保存する
将棋盤を取り外す
コントロール・ボックスを開閉する
コントロール・ボックスの自動オープンのオン・オフ
チャット・メッセージをクリアする
「待った」する
将棋を始めからやり直す
先手・後手を変更する
振り駒によって手番を決定する
駒を動かす
成る
投了する
観戦する
現在のユーザ数を見る
バージョン情報を見る
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動作環境
Java将棋は Javaのインストールされた UNIX系OSか Windows上で動作します。たぶんMACでも大丈夫です。

始め方
Java将棋を始めるにはトップページの<JAVA将棋をダウンロード>をクリックすると、shogi.lzhがダウンロードされます。 shogi.lzhを任意のフォルダに解凍し、出てきたファイルのうち、JavaShogi.jarをダブルクリックするとJava将棋が立ち上がります。 将棋盤とコントロールボックスの2つのウインドゥが現れますが、コントロールボックスが将棋盤の裏に隠れているかもしれないので気を付けてください。

名前の入力
次にあなたのお名前をコントロール・ボックスの一番下にある入力欄に入力して、改行キー(または [入力] ボタン)を押して決定して下さい。名前に使える文字は ':', 空白以外の半角の英数字/記号で、8文字以内です。仮名/漢字は使えません。名前入力を終えると自動的にJava将棋サーバに接続されます。

名前変更
一度入力した名前を変更したいときには、[メニュー]→[名前変更] を選択後、再びコントロール・ボックスの入力欄に変更後の名前を入力し、改行キー(または [入力] ボタン)を押して決定して下さい。

棋力の選択
自分の棋力を登録します。これはユーザ同士が互いのおおよその強さを知るために使用します。出来るだけ正しい棋力を登録して下さい。棋力の登録は、コントロール・ボックスの棋力の選択欄を選択する事によって行ないます。"xD", "xK"(xは数字)はそれぞれ"x段", "x級"を表し、"--" は"未登録"を表します。"aK"は"十級"("a"は10進数"10"の16進表現です)を表します。

マルチチャット
名前の入力を終えて、将棋サーバに接続するとコントロール・ボックス上のリストにユーザの一覧が表示されます。将棋サーバ接続中はいつでもこれらのリストに載っているユーザたちとチャット (文字による会話) を行なえます。方法は、まずユーザ一覧の中からチャットによるメッセージを送信したい相手を選択し、次にコントロール・ボックスの入力欄に送信したいメッセージを入力し改行キー (または [入力] ボタン) を押します。選択は複数可能で、その場合には選択されたすべてのユーザに対してメッセージが送信されます。

チャットの末尾が読めない場合や、チャットの内容をクリップボードにコピーしたい場合は、チャットのウィンドウ内のリストをダブル・クリックして下さい。チャットの内容がテキスト形式で表示されます。

グループ化機能
グループ化機能は、リスト中の選択した人を記憶する機能です。これにより、マルチチャット(複数の人との同時チャット)がより快適に行なえます。コントロール・ボックスの [設定]→[リスト操作] を選択すると、この機能を利用できます。

使い方は、まずチャット中にリスト中の記憶させたいユーザを選択し(複数可)、次にコントロール・ボックスの右上にならんでいる背景色の[1]〜[10]ボタンの一つを押します (画像)。すると、押したボタンが赤色に変化します(画像)。これでそのボタンには選択したユーザが記憶されたことになります(これを「グループ化」と呼びます)。チャット中にこのボタンを押せば、瞬時に記憶したグループを選択することができます。

複数のボタンにグループを記憶させると、赤色ボタン以外のボタンは灰色のボタンで表示されます。これらのボタンを押すと、赤色で表示され、記憶したグループを選択します。また、ボタン上でマウスをドラッグするとグループを次々に表示し、すべてのグループをスピーディに閲覧することができます。

コントロール・ボックス上の [再読込み], [更新], [削除] ボタンはそれぞれ赤色ボタンに対し「記憶したグループを選択」、「現在選択したグループを記憶」、「記憶を消去」という操作を行ないます。

なお、グループ化は、名前を変えたユーザやサーバへ接続し直したユーザに対しても有効です。

ワード機能
ワード機能は、チャットで頻繁に使う言葉や顔文字をメニューに登録し、簡単にコントロール・ボックスの入力欄に張り付ける機能です。

コントロール・ボックスのメニューから [ワード]→[編集] を選択し、ワード・エディタと呼ばれるウィンドウを起動します。このワード・エディタにあなたの好きな言葉を1行毎に入力して下さい。Windows の場合、お気に入りの言葉をメモ帳などでファイルに保存しておき、メモ帳からワード・エディタにコピー&ペーストすれば、より簡単に入力できます。顔文字なども入れておくと楽しいですよ。文字を入力し終ったら、ワード・エディタの [適用] ボタンを押して下さい。すると、コントロール・ボックスの [ワード] メニューに入力した言葉が登録されます。チャット中にこれらの言葉を選択すれば、簡単に入力欄に張り付けられます。

ワード・エディタの [クリア] ボタンを押すと、現在表示中の言葉データがクリアされ、[閉じる] ボタンまたはコントロール・ボックスの [ワード]→[編集] メニューでワード・エディタを閉じられます。

チャットだけモード
他の人から対局を申し込まれないようにすることができます。挑戦者待ち状態 ("wait") で [メニュー]→[チャットだけ] を選択すると、チャットだけモードがオン/オフできます。チャットだけモードの人はリスト上に "chat" と表示されます。自分がチャットだけモードの場合も、相手に対局を申し込むことはできます。この場合、チャットだけモードは自動解除されます。

許可/拒否機能
悪質なユーザによる、チャットや対局の申し込みによるイタズラを防止する機能です。コントロールボックスの [設定]→[許可/拒否機能] を選択することにより、利用できます。

[全て拒否], [拒否], [許可], [全て許可] ボタンにより、チャットおよび対局の申し込みをされたくないユーザを選べます。[拒否] ボタンは、上のリスト (許可ユーザリスト) から選択したユーザを下のリスト (拒否ユーザリスト) に移動し、そのユーザからのチャット、対局の申し込みをすべて拒否します。[許可] ボタンは、拒否ユーザリストから選択したユーザを許可ユーザリストに移動し、そのユーザからのチャット、対局の申し込みを認めます。[全て拒否], [全て許可] ボタンはすべてのユーザに対して、「拒否」「許可」を行ないます。たとえ拒否したユーザが名前を変えても、「拒否」は有効です。なお「拒否」したユーザへのチャット、対局の申し込みはできません。

リストの整列
リストの上のボタン ([状態], [棋力], [名前]) を押すと、指定されたキー (それぞれ、ユーザの状態、棋力、名前) でリストを整列します (Windows95 の Explorer のソート機能と同じです)。同じボタンを繰り返し押すと逆順にソートします。[選択ユーザ] ボタンを押すと、リスト中の選択されたユーザをリストの上に移動します。

対局の申し込み
対局を始めるには、ユーザ一覧に載っているユーザの中から対局相手を一人選び、相手に対局を申し込みます。ユーザ一覧の各行には「ユーザの状態・ユーザの棋力・ユーザ名・ユーザのホスト名またはIPアドレス」の情報が載っています。

ユーザの状態は、"wait" なら対局相手を待っていることを表し、4桁の数字なら他の同じ数字を持つユーザと対局中であることを表します。"chat" はチャットだけモードなので、その人に対局を申し込むことはできません。

"wait" 状態のユーザの中からあなたの対局したい相手の行をマウスでクリックする事によって、その行の色を反転させます。その後、コントロール・ボックスの [挑戦] ボタンを押すと、選択した相手に対局の申し込みが通知されます。対局を申し込んだ後、相手がいつまでたっても答えてくれなかった場合は、[取消] ボタンを押す事によって、対局の申し込みを取り消せます。

対局の申し込みへの回答
対局を申し込まれると、将棋盤上に大きく「挑戦者現る」と表示され、対局を申し込んで来たユーザ情報・対局の制限時間の設定と [はい], [いいえ] ボタンが表示されます。申し込みを受ける場合には [はい] ボタンを、断る場合には [いいえ] ボタンを押して下さい。ボタンを押すと、相手にその旨が通知されます。

効果音を出す
「対局の申し込みが来た」「相手が次の一手を打った」などのイベントの発生に伴い、音を出せます。音のオン・オフには [設定]→[効果音] を選択して下さい。

手番について
対局を申し込んだ方が先手となります。手番は [メニュー]→[手番交替] によって変えることもできます。対局中、あなたの手番は将棋盤の上方に、現在の手番は将棋盤の左下にそれぞれ表示されます。

対局中のチャット
対局中には対局相手と他のユーザたちとのチャットとは別のウィンドウ上でチャットができます。ユーザ一覧をすべて非選択状態にして、コントロール・ボックスの入力欄にメッセージを入力して改行キー(または [入力] ボタン)を押して下さい。対局相手にメッセージが送信されます。

サーバに接続する/サーバとの接続を断つ
[メニュー]→[接続] を選択して下さい。対局中に突然接続を切る事は、対局相手に対して失礼ですので、絶対にしないで下さい。

棋譜を見る
将棋盤の [棋譜] ボタンを押します。閉じる場合も同様です。

棋譜を保存する
Java将棋で出力される棋譜「.KIF 形式」はベクターデザイン で公開されているフリーソフト「Kifu for Windows95」(作者: 柿木 義一 氏) の標準形式です。

「Kifu for Windows95」は非常に優れた棋譜管理プログラムで、同じくベクターデザインで公開されている簡易棋譜データベース「KifuBase」、アスキーから発売されている「柿木将棋」「柿木将棋II」などとも互換性があります。

Java将棋の「History Viewer ([棋譜]ボタンを押すと出ます)」に表示される棋譜をマウスで選択し 「(右クリック→[すべて選択(A)]」が便利です)、「右クリック→[コピー(C)]」で Windowsのクリップボードにコピーします。あとはメモ帳などに [張り付け(P)] し (必要によってはキリトリ線で棋譜を切り離して)、.KIF ファイルとして [名前を付けて保存(A)...] して下さい。これで「Kifu for Windowsで利用可能な形式としてJava将棋の棋譜を保存できます。

UNIX/X-Window System 上では、マウスのコピー&ペーストでエディターなどに保存して下さい。「Kifu for Windows95」に読み込ませる場合は、漢字コードを「シフトJIS」に変換して下さい。

コントロール・ボックスを開閉する
将棋盤の [コントロール・ボックス] ボタンを押します。閉じる場合は [メニュー]→ [閉じる] も使用できます。

コントロール・ボックスの自動オープンのオン・オフ
[設定]→[自動オープン] を選択します。

チャット・メッセージをクリアする
[メニュー]→[クリア] を選択します。

「待った」する
将棋盤の [待った] ボタンを押します。 「待った」された時は [はい], [いいえ] ボタンで「待った」を認めるかどうかを選択して下さい。

将棋を始めからやり直す
[メニュー]→[新しい対局] を選択します。

先手・後手を変更する
[メニュー]→[手番変更] を選択します。将棋は始めからになります。

振り駒によって手番を決定する
[メニュー]→[振り駒] を選択します。乱数によって、手番が決定され ます。将棋は始めからになります。

駒の動かす
  1. マウスでクリックして、動かす駒を選択します。
  2. 駒の移動先をクリックします。
  3. 選択を変更する場合は、新たに選択する駒をクリックします。
  4. 持駒を打つ場合も同様です。
なお最後に動かした駒にもマークが付きます。

成る
移動先決定時にマウスの右ボタンでクリックします。成れる時に成らなかった場合、成るかどうかを [はい], [いいえ] ボタンで聞いてきます。

投了する
将棋盤の [投了] ボタンを押します。

観戦する
他のユーザの対局を観戦できます。また、ユーザは自分の対局の公開/非公開を選べます。他のユーザの対局を観戦するには、リストの中から対局中のユーザ一人を選択し、[観戦開始]ボタンを押して下さい。リストの対局番号の前に "*" 印の付いているユーザが対局を公開しているユーザです。対局はデフォルトで公開されています。対局の公開/非公開を切替えるには、[設定]→[公開対局] を選択して下さい。対局中の両方が対局を公開している場合のみ、観戦を行なえます。将棋盤の向きは選択したユーザと同じになります。別の対局を観戦する場合は、最初に観戦する場合と同様に操作して下さい。観戦を終了するには、[観戦終了]ボタンを押して下さい。

現在のユーザ数を見る
[ヘルプ]→[現在のユーザ数] を選択します。

バージョン情報を見る
[ヘルプ]→[バージョン] を選択します。

コピーライト情報を見る
[ヘルプ]→[著作権] を選択します。

操作方法を見る
[ヘルプ]→[操作方法] を選択します。


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